marblelodgeな過ごし方

昨日は七夕でしたね。
夜空の主役は星たちです。
月はずっと美しいけど、最近は星が本当に綺麗に見えます。


今から６、７年前の夏の出来事。
当時私は大阪の中心に住み、同じ区内で働き、忙しい日を過ごしていた。

仕事の帰り道、考え事をしながら大きな交差点で信号待ちをしていた。
時間は夜の11時をまわっていたと思う。
すると、私のすぐ真後ろにおやじが立っていた。いきなり現れたのでかなり驚いた。
そのおやじはランニングに短パン姿なわりに、到底ジョギングなんかしそうにないもっさりとした風貌。
夜だったし、ちょっと気持ち悪かったから、おやじの存在を無視して平気なふりして信号が変わるのを待った。
青に変わった瞬間、おやじは私に話しかけた。

「姉ちゃん、最近空見てないやろ。たまには空も見なあかんで。」

意外なことば。
でも、やっぱりちょっと気持ち悪かったから、どうするかな・・と思ったけど、
思いきって後ろを振り返って見たら、おやじの姿はどこにもなかった。

なんか、キツネにつままれたような感じ。
私、おやじの姿ちゃんと見たよね？？

慌てて家にたどり着いて、友人に話したら、
「それは、メッセージを伝えに来たアイコのおじいちゃんやな。」
と、勝手に決めつけている。

確かにあの頃、空を見上げることなんてなかったなぁ。


今は、
毎日のように空を見上げ、星や月、雲を見ている。
ここは昼も夜も、とにかく空がでっかい。
先週は毎日たくさんの星が見えた。
沖縄本島をさらに北上したら、もっとたくさんの星が見えるんだよ。


歩みをゆるめる機会を得られたことに、感謝です。合掌。